皆さん、こんにちは!
佐伯市のエクステリアショップ・Sunny Side Terrace(エクステリア・プロ佐伯店)の松尾です
今回は、お庭のあるお家では身近な問題の「お庭のお手入れ」についてのお話です。
春・夏は、花壇があったり、お庭の地面が砂利や土で出来ているお宅は特に頭を悩ませる季節…。
抜いても抜いても、キリがないくらいどんどん雑草が生えてきて、困ってしまいますよね
お庭のお手入れのポイントを押さえて、負担を少しでも軽くしていきましょう!
はじめに、庭のメンテナンスでやることは?
◎水やり
水は植物の成長に欠かせないものの一つ。
水分が不足すると、葉が枯れたり、変色したりして、正常な生育を妨げます。
特に地植えの草花や移植したばかりの樹木、暑い時期などはこまめな水やりが必要です。
◎雑草対策
雑草を放置しておくと、根を張って引き抜くのに苦労したり、種が飛んで繁殖したりします。
特に春から夏は雑草の生育シーズンなので、草刈りは1~2週間に一度のペースがおすすめです。
◎掃除
植えている樹木が落葉樹や花木などの場合、落ちてきた葉や花の掃除が欠かせなくなります。
放っておくと景観を損なうだけでなく、ご近所トラブルや土壌環境の悪化につながる場合があります。
◎剪定、芝刈り
植木の剪定は見た目を整えるだけではなく、風通しを改善して病害虫を防ぐ目的があります。
剪定に手間のかかる木は、プロに依頼する経費も発生するでしょう。
また、芝生は美しく保つためには定期的な芝刈りが必要です。
※他にも、植物の種類によって消毒や施肥、草花の場合は季節に応じて植え替えなどの作業が必要になります。
意外にやることが多いお庭のメンテナンス。
では次に、手間をなるべくかけずにキレイをキープする方法を見ていきましょう。
POINT1 植栽スペースを絞り込む
土がむき出しの露地面が多くなるほど、雑草が生えやすくなってメンテナンスの手間も増えてきます。
そこで、 植栽部分をできるだけ絞り込み、それ以外のスペースには自然石やタイルなどのグラウンド資材を活用。
敷石やレンガを使って小道や飛び石を設けたり、砂利敷きにしたりすれば、見た目の印象もアップします。
資材を敷く前に雑草防止シートを施しておけばより効果的!
POINT2 ウッドデッキやテラスを設ける
庭のスペースに余裕があるなら、ウッドデッキやテラスなどを設けて露地面を少なくするのも一つの方法です。
移動や植え替えが容易なプランター栽培の植物を置いたり、省スペースの花壇をプラスしたり、ガーデン空間として楽しむこともできます。
室内の動線とつなげておけば、毎日のメンテナンスもスムーズ。
開放感あふれるアウトドアリビングとしても活用できます♪
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POINT3 メンテナンスの機能性を高める
かがみこんで雑草取りやお手入れをしていると、足腰に負担がかかってつい億劫になってしまいがち。
レンガなどを積み上げて花壇を作り、腰掛けてお手入れできるような環境をつくるとよいでしょう。
水やりのしやすい位置に立水栓をレイアウトすることもポイントです。
決まった時間に水やりしてくれるタイマー式の自動灌水機を導入すれば、旅行などで長期不在をする時などにも便利ですね。
POINT4 管理しやすい植物を選ぶ
ローメンテナンスの庭を実現するには、植物選びも重要なポイント。
樹木の場合、落ち葉などの掃除の手間を省くなら常緑樹をメインに取り入れることをおすすめします。
剪定コストをかけたくない場合は、自分でも剪定できる種類を選びましょう。
花壇であれば、季節ごとに植え替えの手間が発生する一年草は避けた方がベター。
多年草や球根植物などのように、“植えっぱなし”でも育てやすい品種を選ぶといいですよ。
その他 思い切ったリガーデン工事をやる!
少し思い切ったリガーデン工事で、一気にお手入れのラクなお庭に変身させる方法もあります。
例えば、お庭の地面が土もしくは砂利敷きの場合、
・土間コンクリートを打設する
・防草シート+砂利を敷く
・防草シート+人口芝を設置する
などの方法があります。
どれも大がかりな作業になりますので、DIYでは難易度が高いかと思います
こういった大幅なリガーデンをお考えの場合は、専門の業者さんにご依頼されることをお勧めいたします。
Q:雑草対策にグランドカバーとなる植物を植えるのは?
いわゆるグランドカバープランツと呼ばれる天然芝等の匍匐(ほふく)性の植物を植えて雑草対策をするのはどうなの?という疑問があるかと思います。
結論から申し上げますと、「グランドカバープランツの手入れが億劫でないならOK」なのかと思います。
グランドカバーとしてよく用いられる「天然芝」「クラピア」「タイム」などの植物も、生き物である以上、ある程度はお手入れが必要です。
伸びすぎないように長さを調節してあげたり、蒸れないように間引きをしてあげたり…。
花が咲くタイプのグランドカバーは開花の季節になるとミツバチなどの虫を寄せ付けてしまう可能性があります。
また、常緑でない植物をグランドカバーとして選んだ場合、秋冬の景観にガッカリしてしまうことも
挑戦される際は、まずは小さく区画を区切って、狭い範囲から様子を見ながらグランドカバーの植物を育ててみることをお勧めいたします♪
暑くなる前の今だからこそ、やりやすいお庭の改造方法があります!
どんなお庭が最適かは、皆さまの好みやライフスタイルにも寄りますので、正解はありません。
少しずつ試してみながら、自分にとって、より管理のしやすいお庭を作り上げていきましょう